ベアトの性格について

ベアトは何度も人の命を弄んだ罪の重荷に耐えられなくて
死ぬことを選んだんだと思ってるんですが、
後悔して悔い改めてるっていう感じじゃなくて、
最初から嫌だったように見えます。
殺すのも罪を犯すのも嫌だけどそうしてたんじゃないかと。
それがベアトへの拷問だったんだと思うんですが、
それは置いておくとして、
本来のベアトって、もっと真っ当なひとだったのでは。
根っから残虐非道な魔女だったら
罪の意識から自殺なんてしないと思います。

ベアトの残虐な魔女のイメージは
半分くらい演技だったのかなー、と思ってます。

「服を脱ぐんだよ、家具ぅ！」って言いながら
「わぁぁあああ恥ずかしい！　戦人の裸ぁぁあああ！」
って内心では大慌てだったんじゃないかと。

「恋は肉欲なんだよぉ！」って言っておきながら
キスしただけで戦人に何も求めなかったし……。
それ以上がしたいとも言わなかったし。
一緒に生きてほしいとも、止めてほしいとも言わなかったし。

海に飛び込むことを一人で決めてしまったあたり、
ベアトは芯は強いのかな、と思います。
でも同時にもろいんだろうな……。